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命の大切さ

命の大切さ

私がこうして書く必要もないだろうが、何かを書き残すことで、誰かが、それを読んで共感してくれたらと思う。私が命の大切さを実感するのは、私自身の運命を感じるからである。私は、最近、正確には7ヶ月前に妻が、双子の女の子を無事産んだ。この年齢まで子供も作らずにいた私は、妻のおなかの中にいたわが子に興味津々であった。しかも双子だからよけいにだ。そして心配も人一倍だった気がする。生まれてきたわが子に人並みではあるが、かわいさとたいへんさも感じた。たぶん、親としての自覚、そして親としての責任だろう。かわいらしさもたいへんさもいまだ続いているが、育てているよりも親としての自覚を感じつつ、責任をはたしているのだろうと思う部分をひきづっている感じだ。「親とは、親としての自覚を子供から教わり、それを果たしている」。だから、親はたいへんなんだと思うことは、今までの自分の親との関わりの中でもかなりの甘えがあったことを認めるとともに、自分の親の偉さも見えてくる。「親は偉い」。自分も少し偉くなった気がする。いつか、子供たちが大きくなって、父や母の日に「お父さんありがとう」、「お母さんありがとう」と言ったら、たぶん嘘でもうれしくて、泣けてくるかも。


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